皆さんは正しい自問自答ができていますか?
失敗してしまった時やミスをしてしまった時に、「切り替えないといけない」と思っていても、何度も頭の中で繰り返してしまいます。
無意識の内が多いと思いますが、頭の中で「なぜ、あんな失敗をしてしまったんだろう?」「なぜ、あそこでミスをしてしまったんだろう?」「なぜ、うまくできなかったんだろう?」といった自問していると思います。
この様に問いかけると、回答は決まっています。
「うまくやろうと気負ってしまったから」「ちゃんと確認していなかった」「練習不足、経験不足」この様な回答が大半だと思います。
失敗やミスの原因を追究する事はとても大切です。
しかし、この事ばかりを追求していると、脳は何度も失敗やミスの記憶を思い出す事になり、否定的な感情と一緒にその時のイメージを憶えてしまい、記憶に定着してしまいます。
定着すると、同じような状況になった時に脳のフラッシュバックが起こり、躊躇してしまったり、思うようにできなかったりします。
スポーツで言うと、たった1回のプレイをミスしてしまったが為に、似たような状況になった時にそのプレイができなくなったりします。
こういう時は、問いかけを変えて下さい。
「どうして上手くいくようになったのだろう?」「どうして良いトレードができるようになったのだろう?」という前向きな自問の仕方をして下さい。
そうすると、「知識が増えたから」「テクニカル分析を理解して、分析通りにトレードできるようになったから」という回答になると思います。
脳はとても素直なので、問いかけ通りに回答をしてくれます。
脳にどのような問いかけをするかで、心にまで影響します。
前向きな自問をし続けると、前向きな自答になり、気持ちも前向きになり、人生も前向きになります。
脳は本当に素直なので、カレーを注文するとカレーをくれますし、パスタを注文するとパスタをくれます。
これぐらい素直なんです。
なので、「できない」を注文すると「できない理由」をくれます。
「できる」を注文すると「できる理由」をくれます。
「成功する為には何が必要だろう?」と問いかけると、「何が必要だろう・・・・・」と、「有る」という事を前提で考えます。
「失敗する理由は?」と問いかけると、上手くいかない事ばかり考え始めます。
そして、自問というのは問いかけた瞬間だけでなく、ずっと答えを見つけようとします。
お風呂に入っている時や夢の中でヒントが浮かんだりした事があるかもしれません。
これは自問が潜在意識(無意識)まで動員して、四六時中働いているという事です。
潜在意識まで働かせる事ができるのが自問の力です。
つまり、問いかけの質が人生を左右してしまう可能性がとても高いです。
「どうしたらもっと上達するのか?」「どうしたら目標に近づくのか?」「夢を叶える為には何をするべきか?」常にこの様な前向きな自問を繰り返している人は、成功している方が多いです。
「どうやったらサボれるのか?」「嫌な事から逃げるにはどうしたら良いか?」この様な事ばかり考えている人はなかなか結果が出せないと思います。
是非して欲しい自問があります。
①なぜ、FXをしているのか?
②なぜ、目標を実現したいのか?
③なぜ、FXを始め、今も続けているのか?
この3つの自問をし続けて下さい。
答えは皆さんの中にあるはずです。